地価は生活の質まで左右する

2011.10.07

日本の場合、土地の所有意識が強いこともあり、自然発生的に集落が形成される傾向にある。鉄道の発達と共に、都心部から郊外へと、地価の形成過程の中で序列的、つまり、経済力に応じ、同心円状に居住地が決定していったと考えられる。表からもわかるように、わが国は、原則として、都心部から郊外へと地価水準が低くなっている。当然、千葉市やさいたま市のように、郊外の主要都市では地価水準は高いが、同様に当該市から同心円状に地価が低くなっていくのである。都心部ほど、医療や教育が充実しているのは紛れもない事実。また、行政サービスも地価水準によって大きく異なる。地方財源は固定資産税に拠るところが大きく、地価水準の高い都心部ほど、自治体は裕福になっている。従って、生活の質にまで、地価は大きく関わっているのである。

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